よくあるお問い合わせ

よくいただくご質問とその回答をまとめました。
下記項目からお選びください。

[QB04] ホイール / タイヤ

[QB04-01] ホイールにガリ傷(キズ)をつけてしまいました。修理(補修)は可能ですか?

当社ではホイールの修理(補修)を承っておらず、お見積も行っておりません。
ショップ様、整備工場様、専門業者様へご相談ください。

[QB04-02] ホイールの補修塗料(タッチアップ塗料、ペイント)は販売されていますか? 色番号(カラーコード)はどれになりますか?

当社ではホイールの補修塗料の販売は行っておりません。
当社ホイール専用に生産工場で調合された塗料のため、市販の近似色ではないため、色コードもご案内しかねます。
現物合わせでの調色になるかと思われますので、ショップ様、整備工場様、専門業者様へご相談ください。

[QB04-01B] タイヤにある表示の意味を教えてください。

155/55R14と表示されている場合...

155はタイヤの断面幅の呼びで、単位はミリです。 55は扁平率です。この扁平率とはタイヤの断面幅に対する断面高さの比です。
Rはラジアルタイヤを意味し、タイヤの構造を示しています。
14はタイヤ内側の径(ホイールのリム径)で、単位はインチです。(1インチ=25.4mm)

[QB04-02B] ホイールにある表示の意味を教えてください。

14×4.5J+45 100-4Hと表示されている場合...

・14はリム径で、単位はインチです。
・4.5はリム幅でホイールの横幅を示します、単位はインチです。(1インチ=25.4mm)
・Jはリムの形状を示します。
・45はオフセット量を示し、単位はミリです。
・100はハブボルトの中心線を結んだ円の直径を示します、P.C.D(ピッチサークルダイヤメータ)と呼び、単位はミリです。
・4Hはハブボルト穴の数を示します。


※ハブボルトの中心を結んで描いた円の直径を表示したものがP.C.Dで、国産車では100,110,114.3,139.7mm等数種類のタイプがあります。
また、穴数も4穴,5穴,6穴のタイプがありますので、車に適合するものを選ぶ必要があります。

[QB04-03B] タイヤのサイズアップを考えています、選び方を教えてください。

タイヤの外径をほぼ同じまま、タイヤ内径を大きくし、1サイズ大きいホイールを装着することをお勧めします。
このような変更を『インチアップ』と呼びます。 この『インチアップ』により、走行時のタイヤ変形が減り操縦性がアップします。
正しい知識(下記表をご参考に)でサイズを変更してください。

むやみにサイズを変更すると次のような弊害が生じます。

外径を大きくしすぎると...
外径を大きく変えるとスピードメーターの誤差が生じます、また車体への緩衝の恐れもあります。
(外径を大きくすると、スピードメーターは出ているスピードよりも遅く表示をし、スピードの出しすぎにつながります。 また路面の大きな段差では、車体等に緩衝しやすくなります。)

幅を広げすぎると...
タイヤが車体より外に、はみ出すことがあります。はみ出すと交通法規を満たさなくなります。
タイヤが車体に干渉する可能性もあり、干渉するとタイヤが破損し操縦不能となり大変危険です。 また、直進性が悪化(ハンドルが取られやすくなる)します。

[QB04-04B] タイヤとホイールサイズの選び方を教えてください。

タイヤサイズによって必然的に決まる寸法(直径等)もあるため、タイヤサイズ決定後に選んでください。

■直径
タイヤサイズにより決まります。

■リムサイズ
タイヤの幅により使用できるホイールの幅は、標準リム幅を中心に狭い物、広いものなど数種類の許容範囲 が設定されています。
許容範囲内で幅の広いホイールを組合わせると、タイヤの剛性を上げ操縦性をアップさせることができます。
しかし許容範囲外の幅広ホイールを使用するとタイヤがホイールから外れる可能性があり危険です。

■オフセット
オフセットサイズの選択で、ホイールが車体中心より外へ出る量を調整できます。
標準車は通常+45や+50の数字です、これを+40等の小さい数字にすることでタイヤを外側に出すことができます、 そうすることで走行中の車両をより安定さることが可能となります。
しかし外に出しすぎると、タイヤが車体よりはみ出したり車体と緩衝する恐れもありますので、販売店に相談の上サイズを決めてください。


[オフセットの説明]
ホイールリム幅の中心線からディスク部の取り付け面までの距離を表しているものが「オフセット」です。
オフセットによって車体に対するホイール(タイヤ)の取り付け位置が決まるため、ホイール交換の際にはリム幅と併せて十分に数値を吟味する必要があります。

オフセットによるホイール位置の変化
ホイ??ルリム幅の中心線に対して、
●ディスク部の取り付け面が「外側」にあれば「+ (プラスオフセット)」
●ディスク部の取り付け面が「内側」にあれば「- (マイナスオフセット)」
となります。

極端に「+ (プラスオフセット)」方向にした場合、ブレーキキャリパーやフェンダー内側に当たるようになります。
極端に「- (マイナスオフセット)」方向にした場合、フェンダーに当たったり車体からはみ出したりするようになります。

[QB04-05B] サーキット走行会に初めて参加します。タイヤの空気圧は何キロにしますか?

通常、タイヤ空気圧の基準は、各車のタイヤサイズに応じた指定値になります。
運転席のドアか、ピラーに警告と指定値がラベルで貼られていますので、まずは、その値を確認してください。

タイヤの空気圧を調整すると、クルマの乗り味が驚くほど変化します。
乗り心地が良くなったり、ハンドルが軽くなったり、いろんな現象が体感できます。
調整式サスペンション(ショックアブソーバー)で、2~3段階ダイヤルを調整した様な変化を感じることも有る位です。
反対に言えば、空気圧を3ヶ月以上も測ったことが無いというような事態は危険です。
走行しなくても、故障していなくても空気圧は自然に低下していきます。
1ヶ月に一度は点検調整することをお奨めします。
さらに、荷物や乗員の量、走る路面や条件などによって細かに調整すると性能も、安全性も向上します。



調整参考値
[一般走行]
車両の指定値が基本です。
空気圧が少なくなると、乗り心地が良くなるような感じを受けますが、タイヤの発熱が大きくなるので、空気圧を減らす時は注意が必要です。
定員乗車で荷物を大量に積んだ時など、タイヤの変形が大きくなるときは、空気圧を高めることがあります。

[高速道路]
車両の指定値にしてください。
車両によって、高速走行は圧力を高めなければならないものと、同じ圧力で使用するものがあります。
定員乗車で荷物も多い時は、後輪の空気圧を少し高めることもあります。

[サーキット走行]
車両の指定値が基本ですが、走行前に指定値に調整しておくと、走行して温度が上がった時さらに空気圧が上がって、グリップが低下することがあります。
サーキットはタイヤが暖まった状態で計測、調整するのが基本です。
なお、同一の車両が同じ仕様で競い合うワンメークレースでは、微妙な性能の差が勝敗を 分けることがあります。
ある程度グリップは低下してもタイヤ空気圧を高めにして、走行抵抗を減らすような特殊な技が使われることがあります。

[QB04-06B] タイヤの銘柄やパターン(溝の形)の選び方を教えてください。

タイヤは使用目的によって、ゴムの材質や溝のデザインが異なります。
タイヤのカタログにはそのタイヤの狙いや用途が書いてありますので、商品解説から判断し、使用目的にあったタイヤを選ぶ必要があります。
スポーツ用のハイグリップタイヤは、グリップ(路面との摩擦)を大きく取ることを優先しているため、一般的に通常のタイヤより早く磨耗するものがあります。
また、溝の本数が少なく造られていてタイヤから発生する音が大きい場合があります。

[QB04-07B] ハンドルが振れるのですが、タイヤに問題があるのでしょうか?

タイヤに異物が噛み込まれていないか、ホイールナットに緩みが無いか確認してください。
これらが無ければ、タイヤバランスの狂いが考えられます。
新品で組み付けた時にタイヤバランスを取っても、使用によりタイヤが磨耗するとバランスが狂うことがあります。
また、スポーツ走行や、高速道路の走行中に、バランスを補正するウエイト(重り)が外れてしまうこともあります。
定期的にバランスを取り直すことをお奨めします。

[QB04-08B] タイヤの内側が磨耗します、なぜですか?

サスペンションを交換し操縦性能を向上したときなど、クルマを前方から見ると、「ハの字」状になることがあります。
「キャンバー角」と言われるこの角度によって、コーナリング性能は向上しますが、タイヤの内側が外側より多く磨耗することがあります。
車高の低下量が大きいときは改善されないこともありますが、多くの場合は、取付位置関係(ホイールアライメント)を修正することで改善されます。
専門店で「トーイン」「キャンバー角」を点検してください。