モンスター東名横浜町田[10:00〜19:00 火曜/水曜定休]
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信濃路:野沢温泉村

  • 2010年8月29日

こんにちは、東名横浜店の長田です。 灼熱の夏を象徴した8月が、もう直ぐ終わろうとしています。 (まさに、マッハなスピードです) そんな8月ですが、 昨日までの8月28日/29日の2Daysで、 全日本 …

こんにちは、東名横浜店の長田です。

灼熱の夏を象徴した8月が、もう直ぐ終わろうとしています。
(まさに、マッハなスピードです)

そんな8月ですが、
昨日までの8月28日/29日の2Daysで、
全日本ダートトライアル選手権の第6戦が開催され、
私オサダも、スイフトスポーツで参戦してきましたので、
本日はレポートしたいと思います!

前戦(青森県切谷内)に続く8月2連戦の2戦目が、
長野県のモーターランド野沢で開催されました。

長野県の野沢(野沢温泉村)といえば、
「温泉」「スキー」、そして、当地発祥の「野沢菜」
がとってもメジャーですよね。

そこに、これから仲間入りするのが、
こちら“モータースポーツ”!

冬はスキー、夏はモータースポーツ、夜は温泉、
食事は野沢菜&信州そば・・・と、
今気づきましたがコチラの村、
フルコンプリートな村(?)になっちゃいましたネ☆

さて、そんな当サーキットは、今回が全日本戦としては初開催。
レイアウトは山の頂上付近から斜面を利用してコースが作られており、
粘土状の細かい粒子の土が舗装のように固められる処理
をされた路面で作られています。

今レースの為に設定されたコースレイアウトは、
コース全体を使用して反時計周りに周回。
長いストレートが2本設定されていて最高速は高まりますが、
コーナーが直角かターンのみで、
緩急の切り替えが続く設定でした。

PNクラスのエントリー台数は、全8台、8選手。
私は6台目出走でした。

ライバルはデミオ3台、コルト2台、FITが1台、スイフトスポーツ2台と、
PNクラスに参戦可能車種のすべてが揃いました。

私、オサダ的には、前戦の切谷内戦は3位に終わってしまい、
今年は1勝も出来ていない厳しい状況。
さらにシリーズランキングも、1戦パスしているので現在4位。
今回こそは優勝し、シリーズチャンピオンの可能性を残したいところでした。

優勝目指して気合の入る今大会ですが、
私は近年、このコースを走行した経験が無く、
思い返してみれば、もう12年前、
長野オリンピックがあった翌年の関東選手権の最終戦、
ランサーEVO2で走行して以来でした。

ちなみにその時は、勝負の掛かった2ndトライ目に、
ナント、タイヤがバーストしてタイムを残せず、
ランキングも3位から5位に落とした悲しい経験があるので、
「ギャップ注意!」のイメージが強いコースであります。

そんな事情と思いが交錯する今大会、
久々のコースを攻略し優勝を目指す私の作戦は、
土曜日に公開練習が1回設けられていた為に
この公開練習を有効に使い、
コースの路面状況やタイヤのマッチングを考えつつ、
公開練習&翌日の決勝1本目を走行し、
その2回の走行を活かして、決勝2本目にベストな走りをする!

と言う、誰でも考える至極一般的な作戦で行くことにしました☆
(やっぱりスタンダードな作戦が、一番!)

【公開練習1st】
完全な整地がなされて“ビシッ!”っと平らな路面ですが、
全体的に直ぐに掘り返されてしまいそうな、 
硬い路面を浮き砂利で覆っているだけの状況。

恐らく砂利が全て掻き飛ばされてしまうだろう決勝の2ndトライを見越して、
ドライタイヤで走行する事も考えましたが、
ハイスピード区間でブレーキングに手こずる事が予想されたので、
砂利などの緩い路面に最適なWETタイヤである
ダンロップのDRZ74Rを使用。

スタート直後の左コーナーは思い切って走行できましたが、
その後は全てのコーナー間の距離感とコーナーのRの大きさのイメージが
実走行でのスイフトの動きにまったくシンクロせず、
結果走行ラインもあやふやになってしまったからだと思いますが、
クルマが強アンダーステアーで上手く曲がらず大ピンチ!
最後はミスコースをしかけて一旦停止&バックギヤと、
「路面」や「タイヤ」を云々以前の
気分的にも滅入るトライになってしまいました。

タイムは当然ですが、ブッチギリの最下位。
練習走行なので、順位はそれ程気になる事ではないんですが、
何も試せずに、ただコースに翻弄され、
ひたすら上手く乗れなかったことがガックリの走行でした。

とにかく決勝はもっと集中できる様に、
コース攻略と操縦の反省を繰りかえしたのは、
言うまでもありません。。。

【1stトライ】
決勝コースは、公開練習からガラリと変わって、
まったく違う設定。

昨日不調だった自分にとっては、かえって気分をリセットでき、
良い流れになりそうな予感。
(チョッと、考えが前向き)

路面は昨日同様に、
硬い路面を浮き砂利が覆い隠している状況。

入念に完熟歩行を行い、
先ずはコーナーを中心としたコース確認の意味で、
タイヤ選択は昨日同様WETタイヤであるDRZ74Rに決定。

気分もコース設定も新規一転で、思いっきり攻め込むも、
なぜか?公開練習同様の最低な“行き当たりばったり”の
走行になってしまいました。(ガーン☆)

どうも感覚が合わず予想よりもスピードが出てしまったり、
コーナーとコーナーの繋ぎ区間が思ったよりも距離があって
スピードを落としすぎてしまったり、
ストレートへ向うコーナーの立ち上がりが尽くアンダーステアーで
アクセルを踏みたいところで踏み切れなかったりと、
そのうち集中力が切れてドンドン気が滅入ってしまい、
最後は思考することを頭が拒むような感覚でゴール。。。

ダートトライアルを走行していて、こんなに走ることが楽しくなく、
後味が悪いのは初めてなくらい駄目でした。

(1stトライ リザルト:敬称略)
①菊地 克彦 ITO☆スプリント☆DEMIO    1.43.142
②川島 秀克 DLテイン☆モンスタースイフト 1.43.348
③鳥居 晴彦 ブリッドATSエナペタルデミオ  1.43.477
④長田 聖人 モンスタースポーツ スイフトS 1.44.168
⑤海東 富継 トルテュウーコルト      1.45.231
⑥山口 剛  ユモト自動車スガオコルト   1.47.389
⑦砂川 里美 サムライG倶楽部DASHデミオ   1.49.003
⑧渡辺 賢次 H・カーズ栃尾FitRSロデオ    無効

パドックに戻り、“ボー”としながらも考えてみると、
どうも昨日から疲れやすく直ぐ意識が散漫になるような気がしたので、
とにかく2ndトライは体力を戻して気力を取り戻せるように、
気を使いながら準備をしました。

【2ndトライ】
いよいよ運命の最終決勝トライ。
1本目走行が終了したあとに直ぐ、
絶対に2ndトライの路面にはマッチしないDRZ74Rから、
ドライタイヤであるダンロップSP85Rに変更し、
残った時間を2本目走行までゆっくりと体を休めました。

路面変化の予想としては
確実にSP85Rがマッチする状況になるので、
あとは走行ライン等の走りの組み立てを、
2本目走行前の完熟歩行で確認するのみと思っていましたが、
もしも予想以上に浮き砂利が飛んでしまっていたら、
舗装用タイヤに限りなく近い性質を持つスーパードライタイヤ
ダンロップSP91Rを投入する可能性も出てきます。

SP91Rも用意はしていたんですが、
タイヤはホイール組んでいない状態。
もしSP91R使用するとなれば、
タイヤサービスに組替えて貰わないと使えない状態です。

そこで、FF車が走行する中での一番最後に出走するクラス、
SC1クラスの走行で路面状況とFF車の動きを確かめる為、
コース脇のギャラリーゾーンへ行ってみました。

結果は、見える範囲は舗装路面のようにブラックマーク付いていました。

その為、急いでもう絶対に使用しないWETタイヤを外して、
スーパードライタイヤのSP91Rへ組替えを
ダンロップタイヤサービスへ依頼。
使用するかの最後の判断は、1stトライ終了後の
コースオープンによる完熟歩行で路面状況を確認することにしました。

そのコースオープンで確認してみると・・・、
最後の下り島周りの進入区間のみ気を付ければ、
スーパードライタイヤで走れると判断出来る路面状況でした。

SP91Rを準備した甲斐が有りそうです。

また嬉しいことに、僅かに休んだのみでしたが体力が戻って、
完熟歩行の足取りも軽く感じる様になりました。

それに伴ってコースがドンドン頭に入るようになってきたので、
(と言うことで、1stトライまでは“おバカ”だったみたいです)
早めにコース確認を終える事が出来き、
コースオープン時間途中でしたが完熟歩行を切り上げて、
ダッシュでパドックに戻り、4輪タイヤ交換を行いました。

当初の予想して取り付けたSP85RからSP91Rへ全輪変更です。

「頭もタイヤ選択もスッキリ☆」で迎えた2ndトライ、
若干残る1本目の記憶を呼び戻して反省し組み立てた上げた
攻略イメージに従って走行スタート。

舗装タイヤに近いSP91Rを少しでも上手く使えるように、
コーナーは極力スピードを殺して小さく廻り、
繋ぎ区間も一直線に走る・・・、
パイロンジムカーナをイメージした
メリハリを利かせた走行を心掛けました。

かなりイメージ通りに走行出来き順調にクルマを進めていたのですが、
「好事魔多し」、
バックストレートへ進入する下り左ヘアピンコーナーの進入スピードが
少し高めになってしまいました。

とっさの判断でイン側の大きな溝にタイヤを落として
コーナリングフォースを稼ごうとしたのですが、
どうも深く落とし過ぎた様で
溝に落とした途端に逆にアウトに弾き飛ばされ、
アウト側のバンク気味の壁によじ登る様に当たって、
続くストレートへ立ち上がる様になってしまいました。。。
(結構危なかったですが、クルマのダメージも無く無事に。)

この区間で若干のロスがありましたが、
ストレートの加速にはそれほど影響が無かった様で、
その後の区間もクルマが思い通りに動いてくれて、無事にゴール!

ゴール直後は「走切った感」が漲ったので、
「ベストタイム更新!」のアナウンスを聴いて「勝った!」と思ったのですが、
結果は最終走者でシリーズリーダーの川島選手に逆転されて(しかも、1秒も)、
私オサダは2位となりました。

(2ndトライ リザルト:敬称略)
①川島 秀樹   DLテイン☆モンスタースイフト 1.38.336
②長田 聖人   モンスタースポーツ スイフトS 1.39.451
③鳥居 晴彦   ブリッドATSエナペタルデミオ  1.41.443
④菊地 克彦   ITO☆スプリント☆DEMIO   1.42.406
⑤渡辺 賢次   H・カーズ栃尾FitRSロデオ   1.43.819
⑥海東 富継   トルテュウーコルト        1.44.530
⑦山口 剛    ユモト自動車スガオコルト    1.44.908
⑧砂川 里美   サムライG倶楽部DASHデミオ 1.48.593

全車2本目のタイムが、決勝タイムとなりました。

この結果、2010年シリーズチャンピオンは、
なななんと、スイフトスポーツの川島選手に決まってしまいました!

まっこと残念ですが、スイフトスポーツ(しかも、当店の製作車)が
チャンピオンカーになれたので、良かったです。
川島選手、おめでとうございます。

また私は、今大会の成績でシリーズ2位に返り咲く事が出来ました。

2010年の全日本ダートトライアルシリーズは、
9月にコスモスパーク(京都)、10月にテクニックステージタカタ(広島)と
まだ2戦を残しています。

残りのレースも優勝目指してガンバリますので、
引き続き、どうぞ応援を宜しくお願いします!

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