こんにちは、東名横浜店の長田です。
ご無沙汰の更新になってしまいました。
最近外出がちなんですが、道は空いてる・駐車場がガラガラで
「クルマの乗り控え」を痛感します。
首都高なんかも、渋滞が殆どないですから。
これは、危機的状況ですね。
さて、この間、お客さんでもう15年以上の付き合いがあるプロカメラマン
(学校などの遠足や入学式などを撮影する)の方と「最近どう?」なんて
話をしながら、デジカメに関連したこんな話題になりました。
「デジカメになって、撮影自体は楽になった。だけど、写真を加工する技術が
要求されるようになった。」
「例えば集合写真で、全員が良い顔で目もパッチリ開けている様に
数カット撮影して、後で合成したりする」
「写真をいかに加工出きるかの技量が問われて、
それが出来ないと仕事を取るのが難しい時代になった。」
だそうです。
またつい先日、音楽関係のお客さんとの会話でライブハウスの話になったとき、
「最近は、ライブハウスも全く客足が厳しくってね・・・」
「新しい音楽の多くがコンピューターサウンドになってしまって、
生で聞いてもCD等で聞いても、違いが無くなってライブのグルーブ感が
凄く希薄になってきている」
んだそうです。
“誰でも”、“気軽に”、そして“出来栄えがまるで「プロ」の様に”・・・、
そんな性能が商品価値の重点に上げられて益々加速する今日。
技能への価値が、どんどん無くなっていると思いませんか?
そして「簡単」という性能を高次元でまとった物達も、
“性能”という価値を自ら「簡単」という技術で失わせている。。。
電子デバイスで武装されたクルマで、
はじめてサーキットを走って、プロ並みの走りを実現する。
一瞬の楽しさの他に、楽しさを見つけるのって困難な気がすませんか?
デジタル化。
便利になったが為に、人と物への価値が無くなり
人と物への興味を引く力も薄らいでしまった・・・。様な気がします。
人、物。高い技能。本物が放つオーラー。
それに憧れ、目指す。目指す方法はただ一つ!「鍛錬」!!
そして達成した時の悦び。=充実感。
アナログを知る人は当然の様に知っている「鍛錬」という事を
デジタル化により必要を排除されてしまった時代に、
本当の「充実感」を知るチャンスはどの位有るのでしょうかね。。。
と、8日の秋葉原の事件と、その現場に居合わせた方々の懸命な人命救助、
そしてそれを笑いながら携帯カメラで撮影する一部の人達の報道を見て
考えてしまいました。
話のネタが「チョッと違うぞ!」ですが、
たまにはお許し下さい。
PS.各自動車メーカー様、クルマを余り高度にデジタル化しないで下さい。
チューニングの余地が無くなります!(って、そこが言いたいのか!!)
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