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参加型モータースポーツ・時代の節目

  • 2007年7月4日

こんにちは、東名横浜店の長田です。 今日は、最初に少し思ったことを・・・。 ラリー・ジムカーナ・ダートトライアル。 JAFモータースポーツライセンスの基本級 「国内運転者B(通称B級ライセンンス)」で …

こんにちは、東名横浜店の長田です。

今日は、最初に少し思ったことを・・・。

ラリー・ジムカーナ・ダートトライアル。
JAFモータースポーツライセンスの基本級
「国内運転者B(通称B級ライセンンス)」で
参加できるモータースポーツです。
そのB級ライセンスのモータースポーツ愛好家の唯一・最大の情報誌
「プレイドライブ 通称:PD(芸文社)」が、
今月1日販売の2007年8月号で、
販売部数の減少により休刊する事になりました。
このブログをご覧頂いている皆様に中にも、
かつてPD誌を愛読していた方々も多いのでは?
現状のダートトライアル界の話など、読み応えがある内容です。
是非、メモリアル(?)号として、購入してみてはいかがでしょうか???

pd

この時期に、こうしてPD誌が休刊となることで、
モータースポーツのグラスルーツカテゴリーの1つとして君臨している
ラリー・ジムカーナ・ダートトライアル競技会の歴史に
1つ終止符が打たれたような気がします。
“この時期に”とは、ラリー・ジムカーナ・ダートトライアルなどの
参加型モータースポーツの振興に、創世記から寄与してきた人物がお二人、
最近お亡くなりになりました。
昨年末に前JAFラリー部会長の佐藤英哉氏、
今年にはJMRC関東会長・本田耕介氏のお二人です。
故佐藤氏は、JAFの審査委員会に所属されていた時に、
私が競技長を務めていた全日本ダートトライアル選手権に
JAF派遣審査員長として大会会場に来場され、
一緒に仕事をさせて頂きました。
また故本田氏は、
モータースポーツ関連雑誌をご覧の方は良くご存知かと思いますが、
スーパーGT、その他ビッグレース主催には欠かせないJAF公認クラブ
「ビクトリーサークルクラブ(略称:VICIC)」の会長でもある、
モータースポーツ主催者で知らない者はいない程、レースの振興に尽力した方です。
JMRC(JAF地域クラブ協議会の略で、JAF公認・加盟の
モータースポーツクラブが終結して、モータースポーツの振興事業を行う事を
目的にした団体です)の関東支部と、その下部組織のJMRC東京の会長を
されてた事があり、当時私が事務局をしていたスズキスポーツカークラブ(SSCC)が
JMRC東京のダートラ部会の事務局担当だったので、
年の活動を報告する総会などで、一緒に仕事をさせて頂きました。

共に僅かながら接点があった方々でしたので、とても残念に思いました。
また時間の流れも、実感しました。

そして今回のPD誌の休刊。
 
振興事業に尽力し大きな影響力のあった2人の人物と唯一のメディア、
今この大きな3つの柱が無くなった事により、
現在、そこに関わるみんなで支え合わないと潰れてしまう!という気持ちが、
高まっていると思います。
やはり現役でダートトライアルに関わる方々は敏感で、
PD誌にも現役関係者の多くの方々の思いが綴られていました。
是非とも新しい時代の流れを構築する為にも、この声を挙げ続けて欲しいです。

かつてオールスターダートトライアルがJAFカップと名称を変える寸前の年、
それまでの全日本の各クラスシリーズトップ3と地区戦のトップ6の選手が
腕を競い合う、文字通り「オールスターな選手」の出場資格が変更され、
全日本シード選手の出場が認められなくなり、地方戦の上位入賞者のみの参加と、
大会のステータスと開催の存在意味さえ判らなくなってしまったった
2000年シーズン。
当然オールスターダートトライアルの主催に名乗りを上げる団体がなくなり
オールスターダートトライアル消滅の危機に。
そこに、伝統のオールスターダートトライアルの大会存続を掛けて
主催をかって出たのが、
田嶋伸博、粟津原豊が率いるスズキスポーツカークラブ(SSCC)でした。

ダートトライアラーの最高の栄冠「オールスターでの優勝!」。

その輝かしい目標大会としてのステータスの維持を図る為、
振興策の提案で私達SSCCは、日本のモータースポーツを統括している機関の
ダートトライアル部会と揉めに揉めました。
競技長職だった私が先頭だって提案書をぶつけていたのですが、
何一つ通らずに、はっきり言って大喧嘩状態でした。
最後には「諸問題処理の数が多くて、振興事業に着手している暇が無い」と、
言われてしまいました。

日本のモータースポーツを統括しているこの機関は、B級ライセンス競技会は、
自らが観客動員型ではなく参加者主導型と決定したにも関わらず、
振興事業を地域クラブに丸投げだったこと事を、今こそ反省してもらいたい。
権利を保持するこの機関が最も重要とする仕事は、
「発展」を目的とした振興事業であり、
問題処理は作業部会を作って、そこで処理した結果だけを精査すれば良いんです。

本当はまだまだ意見したいとこは沢山あるのですが、
現在B級ライセンス競技会の振興に全く関わっていない私には
これ以上は語る権利がありません。
また残念ですが、今後もクラブ・会社などの組織として、
近い未来でのお力添えもできないと思います。
ですが私自身、選手・主催者として自分のモータースポーツキャリアの
大半を過ごしたこのカテゴリーの今後が気になります。
評論家にならない様気を付けながら、意見や提案はして行きたいと思いました。

以上、PD誌ネタでした。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

さて、気分を変えてお次は、コレ!
“パイクス”に出場した勇車達のコレクション!
「パイクスピーク・オートヒルクライム モデルカーコレクション③」

今日ご紹介のモデルカーは、前回1999年大会の話にも出ました
モンスター田嶋のパイクスピーク参戦の歴史のかなでも
最も手強いライバル、ロッド・ミレン選手のマシーンです。
そのマシーンは・・・・・

tsko1

トヨタ タコマ(日本名:ハイラックス)です!
そう、なんとロッド・ミレン選手のマシーン、トラックベースだったんです。
(と言ってもカウル形状だけで、中身はパイプフレームですが)
このクルマが強烈に速くって、モンスターチームは苦戦を強いられました。

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このモデルカーは、アメリカ版「トミカ」として名高い
「ホット・ホイール」がリリースしたミニカーです。
「ホット・ホイール」からこのタコマ型を利用したのミニカーは、
後に多く出ましたが、この様なパイクス車フルカラーリングの物は
1999年に出たものだけだと思います。

では、そのロッド・ミレン&タコマの走りをご覧下さい。
【Rod Millen Pikes Peak Toyota Tacoma】

;;;;;;;;;;;;;;《梅雨限定ショートコラム》;;;;;;;;;;;;;;;;;
「東名横浜店長 オサダの雨(ウエット)走行メモリー」(6)

東名横浜店長 長田が、雨のスポーツ走行のエピソードをご紹介。
第6回目も、ダートラでの話です。
今日は「雨の日はダートラをしない!」と決めた最初の切欠の話。

そう決めたのは、新潟県にあるトライアルゾーン新潟というコースを
初めて走った時の事です。
もう10年以上前の話ですが、当時ミラージュRS(CA4A)に乗っていました。
なかなか週末に休みが取れず、レース出場が難しい年だったのですが、
その年の夏休み、休暇スケジュールの中に関東Jrシリーズ開催日があった為、
迷わず参加する事にしました。
会場は、どこにあるかも知らなかった未知のダートラコース、
「トライアルゾーン新潟」。
しかしその数年前にこのコースで、オールスターダートトライアルが開催されていて、
当社田嶋会長をはじめ、モンスター&スズキスポーツワークスカーの
走りの映像は見た事がありましたので、コースは判っているつもりでした。

そして迎えた大会当日、あいにくの大雨。

この「トライアルゾーン新潟」というコースは山の斜面に有り、
基本的に常に昇っているか降っているかのコースです。
路面は赤土の超粘土質。雨天は泥沼化します。

当時はダートラ経験も浅い上に、初めてのコースなので、
コースが全く覚えられません!
しかもコース全面泥沼。
急勾配が織り成すコースレイアウト、
東京から「250km」の距離(何かクルマに有ったら、家に帰るのが大変・・・)、
沢山のマイナス条件が重なり、恐怖心で1stトライは全くダメ(ビリ)。

折角遠くまで来たんだから!と気持ちを切り替えて2ndトライ。
気合を混めてアクセルを踏んだ行ったんですが、
泥沼の落とし穴にはまりました。「止まらない!」んです。
ブレーキ踏むと即ロック=エンスト=土手に追突。。。
遅れを取り戻そうとアクセル全開!
そしてブレーキ踏むと即ロック=エンスト=土手に追突。。。
この繰り返し。
恐怖のビクビク走りを大きく下回る最遅タイムでゴール!
さらにパドックに戻ってみると、余りの追突の多さからか、
前後バンパーが飛んでいってしまったようで、着いていませんでした。
大会終了後、バンパー探しにコースに歩いて出たのですが、
急勾配と泥沼で、転びそうになること数回(なんとか転びませんでした)。
泥だらけのバンパーを回収し、大雨の中泥まみれでクルマに取付ました。
その時、初めてダートラをやってて「詰まらないな!」と思いました。
これが、雨の日のダートラに一番最初に味わった苦い思い出だったと
思います。

後に、トライアイルゾーン新潟は大好きなコースの1つになったのですが、
今でも雨の日は、トライアイルゾーン新潟は絶対に走りません。
(一昨年の夏に、久々にトライアイルゾーン新潟で開催の新潟県シリーズ
に出場する機会があり、前日に近くのビジネスホテルに宿泊までして大会に
備えましたが、朝起きたら大雨だったので、そのまま家に帰りました・・・)

そうそう、このコースでオールスターダートトライアルが開催された1991年大会も
天気は大雨でした。
モンスター&スズキスポーツチームも、A1クラスの原選手を除いて総崩れでした。
やっぱり猪突猛進のドライビングスタイルには、泥寧路面は向かないのかな?

;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;

ではまた!

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