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スーパーチャージャーのキット以外で必要なパーツや、準備が必要な事項は有りますか?

エンジン制御にはモータースポーツショップで扱う“サブコンピュータ”が必要です。
シャーシダイナモなどを用いて燃料噴射量と点火時期を調整し、各車に最適な数値を設定します。
尚、SC150キットのユーザー登録していただいた方に対しては、主たるサブコンピューターのメインマップデータ()を、ベースデータとして無償で提供いたします。 ベースデータが有れば、サブコンピューターに流し込むことで走行可能になります。

また、エンジンの高出力化や車両の運動性能向上に合わせて、冷却、制動、サスペンション・・等のチューニングが必要になることがありますので、モータースポーツショップにお問い合わせください。

対応可能なメーカー、機種は弊社営業部までお問い合わせください




エンジン本体の耐久性が下がりませんか?

スーパーチャージャーの装着によりエンジンの発生トルクが大きくなり各部に負担がかかります。高負荷の状態が長く続けば、エンジンの寿命は短くなります。




エンジンオイルの交換サイクルを教えてください。

負荷が小さく短時間の過給であれば、5,000kmごとのオイル交換で構いませんが、負荷が高い場合や長時間連続運転する場合は、オイルの劣化が大きいので3,000kmごとの交換をしてください。




スーパーチャージャーキットを装着しても、スズキのメーカー保証を受けられますか?

スーパーチャージャーキットはモータースポーツ規格の競技専用部品で開発しました。
モータースポーツのコース上で使用する基準で耐久試験や、検査を行なっていますが、カーメーカーの基準での試験は実施していません。また、純正部品では無いのでメーカー保証は受けられなくなります。




取付時は構造変更や、記載変更が必要ですか?

原動機(エンジン)に関する改造で申請が必要なものは以下の2点です。
(1)型式の異なる原動機に乗せかえるもの
(2)原動機の総排気量を変更するもの
また、重量に関しては±100kg(普通車)を越える場合に申請が必要です。

モンスタースポーツのスーパーチャージャーキットはこれらに該当しないため、必要な書類はありません。車検も通常通りに受けることが出来ます。



ターボの様にブーストアップできますか?

スーパーチャージャーの場合は、チャージャー本体の容量とプーリーの回転速度で過給圧が決まります。
プーリーのサイズが同じ場合、ターボの様にブーストコントローラー等で過給圧を上げることは出来ません。また、過給圧を上げるとエンジントルクは上がりますが、新たな燃料調整が必要になったりエンジンの耐久性が落ちます。



燃費はどのように変化しますか?

エンジン出力が大きくなることで、フルスロットル時の燃料消費量は多くなりますが、低回転時のトルクが増すことで、ノーマルに比べて、アクセルを深く踏み込まずに走行できるなどの好条件もあります。


参考として、テスト走行の実走行データをご案内いたします。
・通常走行相当試験 12km/L
(走行距離130km、0〜60km/h 40%、120km/h 一定走行 60%)
・ハイペース走行相当試験 10km/L
(走行距離140km、0〜80km/h 40%、120〜140km/h 走行 60%)